こんばんわ、めぇ太です。
みなさん、神道についてどれくらい知っていますか。
知ってはいなくても、神道に関する行事などには参加しているはずです。
初詣、お年玉、お神輿などなど、なんかほぼ年始の行事ですが・・・
本書『神道-日本が誇る「仕組み」(著:武光誠)』は神道の歴史が時系列でわかりやすく解説されています。この一冊で神道の歩んだ歴史がまるわかりですよ。
最近、ビジネスマンが教養として宗教を学ぶことが多いようですね。グローバル時代に海外のビジネスマンと対等にやりとりするには、相手の考え方や文化を知っていないと理解しづらいためです。
宗教とはその人が過ごしてきた文化そのものです。だから宗教を知っておくとその人、国の文化を理解しやすいということです。
日本人の場合はどうでしょうか?
おそらく日本人の宗教というと仏教と考えるのではないでしょうか。でも、日本古来の宗教といえば「神道」なんですよ。
神道は精霊崇拝(アニミズム)と呼ばれる縄文時代の祭祀とその中から生み出されたさまざまな文化の流れをひくとする
と、著者は考えています。
神道といえば天照大御神を天祖とする天皇を中心とする国家神道が基本だと思っていたのですが、それよりもっと前の自然そのものが神様の力と考えている時代から引き継がれるものというわけですね。
今では、神道は宗教というより考え方というイメージがありますが、立派な日本古来の宗教なんですよ。
「わび」、「さび」、「粋」などの日本人の美意識や日本固有の文化はすべて神道からうまれているもの、と書かれています。(P.20より)
神道は日本人の和の心そのものというわけです。
神道では、というか、日本には八百万の神々というようにすべてのものに神が宿っているという考えがあるので、神社は自然豊かな場所、人の世界と神の世界の境界にあることが多いとされています。
神社に行くと癒されることってありますよね?
パワースポット!!!です。
あ~、神社行きたい。
ついでに温泉とか行きた~い。
ぜひ、本書で和の心である神道について学びなおしてみてはいかがでしょうか。きっと神社に行きたくなるはず!
では!!