はじめに
毎日暑い日が続いていますね。こうも暑いとエアコンなしでの生活は熱中症の危険もあるし、夜なんか寝苦しくて寝れそうもありません。つけっぱなしで寝るという人も多いのではないでしょうか。
僕も今年は毎日寝るときはつけっぱなしで寝ています。最近よくつけっぱなしの方が頻繁につけたり消したりするより電気代が安くて節約になるという話もあり、消したら暑くてまた起きてしまうので、つけっぱなしです。
そうすると困ったことに、朝起きると足が冷たくなって、すごくだるいです・・・起き上がるのもめんどくさいです。
これはいわゆるクーラー病というやつですね。これは病名ではなく、自律神経が乱れている状態のことです。
足だるの原因は?
では、原因はなんなのでしょうか。
まぁ、エアコンが原因なわけですが、日中は外を歩いたり、動いたりするので、汗をかきます。汗をかくことで体温を調節しているんですね。
そして、寝ている間もエアコンをつけっぱなしだと、汗をかくことなく熱を奪われていきます。そうすると血管が熱を奪われないように血の流れを弱くしてしまいます。また、汗をかいて熱を奪われないよう、汗腺を収縮してしまいます。
翌日、また日中に外を歩いたり、活動することで汗をかいて汗腺が拡張したり、血のめぐりが急激に活動的になります。寝ている間と逆ですね。
これを毎日繰り返して自律神経が乱れてしまい、体がだるくなったり、手足が冷えたり、頭痛が起きたりしてしまいます。食欲がなくなることもありますね。
対策はどうすればいい?
では、クーラー病にならないための対策はどんなものがあるでしょうか。
①エアコンをつけない!
ではないです。当然そうすればクーラー病にはなりませんが、熱中症で倒れてしまいます・・・
エアコンは寒いと感じない程度の温度設定にしましょう。目安としては、28℃が最適です。それでもエアコンによっては暑いこともあります。また、子供と一緒に寝ていると、部屋が暑くなるかもしれません。そんな時は扇風機で調節しましょう。
このとき、風が直接体にあたると結局クーラー病の危険がありますので、体には当たらないように角度を調節し、エアコンの冷たい空気を循環するようにしましょう。
また、夜中は外気温によっては、室温も低くなりますので、布団も用意しておきましょう。できればかけておいた方がいいですね。
②体をあたためる
食事に唐辛子やニンニク、ショウガを取り入れ、体を温めるようにしましょう。
といっても、職場があまり涼しくない場合はカレーなんか食べると汗だくで、却って汗が冷えてしまいますので、必要に応じてですね。
ですが、冷たい飲み物を取りすぎないようには注意が必要です。
また、夏だからといって、シャワーだけですませず、しっかり湯船につかるようにしましょう。体をあたためて、しっかり汗をかいて、水分を取ってから就寝するように心がけましょう。
③マッサージで血流を改善する
お風呂の中やあがったあと、足のマッサージをするといいですね。
また、職場でも寒い場合は、1時間に1回程度、体、特に足をほぐして血流を改善するようにしましょう。
まとめ
冷たい部屋で寝るのもいいですが、エアコンの設定温度を見直し、涼しくなりすぎない程度の部屋で自律神経が乱れないよう、気をつけて生活しましょう。