【書籍レビュー】正しい日本語使えてますか?『「ほぼほぼ」「いまいま」?!クイズおかしな日本語(著:野口恵子)光文社新書』

ソーシャル
LINEで送る
Pocket

こんばんは、めぇ太です。

街を歩いていても、ツイッターや2ちゃんなどのインターネット上でも、さらには仕事の間でも間違った日本語はよく耳にします。というか、自分でも間違って使ってます。普段の会話ではすでに慣用となった言葉を使うのはいいとしても、仕事で使うのはちょっとまずいですよね。

本書「ほぼほぼ」「いまいま」?!クイズおかしな日本語(著:野口恵子)では現代の日本語で主に会話で使われる間違った言葉を「クイズ」形式で紹介し、正しい日本語の解説をしています。

僕も読んでいて、「え、これなんで違うの?」っていうものがいくつかありました。それくらい今では当たり前に使われている言葉でも、日本語として誤っていることがたくさんあるんですね。

スポンサーリンク

ない言葉を作り出す意味が分からない

第一章では「語彙・意味」の問題。「煮詰まる」「なおざり・おざなり」など違う意味で使われてしまっていることの多い日本語や、「ほぼほぼ」「いやがおうにも」など本来の日本語にはないけど使われてしまっていることの多い日本語などが実例としてあがっています。

僕が書店で気になって購入することにしたのが、表題にもある「ほぼほぼ」

いるんですよ、職場に。「ほぼほぼ」って使ってた人が。

「この前のやつどうなった?」

「あ、あれはほぼほぼ完了してて、後はちょっと修正するだけです」みたいな。

「ほぼ」でいいやん。強調したいの?何を?「ほぼ」ってあいまいな意味なのにそれを強調するってどういうこと??

でも、たぶん使ってる人いるんですよね。ってか、妻も前に言ってたし。何なんですかね。ほんと。わざわざ間違った言葉を作り出しすのはなぜ?

表題の「いまいま」は使っている人に遭遇したことはありませんが、どうやら「今現在」という意味で実際に著者が言われた言葉だそうです。

「いつやるの?」「今今!」ってことで2回繰り返してるだけならわかるけども・・・

第二章では「表記・文法」の問題。

「もらって無い、わから無い」や「・・・しない前に」などなんかこうムズムズする感じ。

特に以下の例文

何もしない前からあきらめてしまってはいけない。

イライラします。ごくたまに言ってる人いるけども。

しない前ってなんぞ?しないのにその前って。

しかも、しかもですよ。これを間違えたのが日本人学生というから驚きです。ほかの実例では、外国人生徒が間違えたというものです。外国人の間違いならわかるのですが、日本人でこの間違いは恥ずかしいですね。

本書の中でもかなり気になる間違いでした。

第三章は「敬語」。

これは自分でも間違って使っていることが多いです。恥ずかしいことです。

読んでいて気づいたのですが、「・・・させていただき」という言葉を多用しすぎてしまっています。仕事中のメールでね!!ヤバいね!!気をつけないと。

他にも「拡散ください」などの「名詞+ください」は使っていることが多いです。

「提出ください」とかね。仕事で使ってしまっているので気をつけます!!

まとめ

読んでいるといかに間違った日本語を使っているかに気づきます。

特に敬語は間違って使っていると失礼にあたることもあるので気をつけたいですね。

無理に丁寧に言おうとすると余計に間違って変な言葉になってしまうので、できるだけわかりやすいシンプルな言い回しにするように心がけるといいようです。

では!!

LINEで送る
Pocket

スポンサーリンク

シェアする

フォローする