はじめに
あなたの周りにもいませんか?
『昨日2時間しか寝てないわ~』
『今月100時間も残業してつらいわ~』
『昨日飲み会で飲みすぎてきついわ~』
超めんどくさいです。知るか!とりあえず黙れ!と言いたい。
でも人間関係もあるのでそんな風には言えませんね・・・
彼らの狙いは一体何なのでしょうか?普通の自慢であれば、自分のすごさを知らしめたり、すごいと思われたり、うらやましがられたりしたいと考えて自慢しているのだと思いますが、自分の不幸を自慢したところでいったい何になるのでしょう。ってか、そもそも自慢なのか?って思いますが、とにかくその心理とどう対処すればいいのか考え、調べてみました。
不幸自慢をする人の心理
注目を集めたい
次のポイントとも重なる部分はあるのですが、不幸自慢をする人は注目を浴びたい、自分の存在を示したいという人が多いです。最初に挙げたような例はさておき、他人の不幸は蜜の味というだけあって、他人の不幸話は関心を得やすいですからね。
そうやって注目を集めて不幸自慢をすることで同情もしてもらえる。欲求が満たされて満足できるのでしょう。
かまってもらいたい
まぁ、ようするに「かまってちゃん」なんですよね。話を聞いてもらいたい、相手をしてほしくて自分の不幸自慢をすると相手も話を聞いてくれるはず。過去にそれでうれしかった経験があるのでしょう。いつもそうとは限らない、話し相手がみんな不幸自慢をすれば親身になって聞いてくれるとも限らなくても、過去にそういう経験があればまたやってしまうのでしょう。一度や二度ならまだしも、繰り返すとうざいだけの人になってしまうので注意が必要です。
ミスした時の言い訳
先に予防線を張っておくというか、あらかじめそう言っておくことで、まぁさっきあんなこといってたし仕方ないよね、と思わせるためということもあります。
それから相手に何かをしてもらうために言っておく、ということもあります。
「私は昔から味オンチで料理の味付けとか全然できないの~、ホントにひどくてさ~、だからご飯つくってね」
とか。これはめんどくさがってるだけか??
すごいと思われたい
最初に挙げた例なんかはこれに入るんですかね。
残業しすぎ系は「こんなに残業してる俺すげぇぇぇ」、で、すごいと思われたいってところです。
不幸自慢でありながら自慢に近いものがありますね。
どうすればうまく対処できるのか
では、どうすれば相手に嫌な思いをさせずに切り抜けることができるのでしょうか。
軽く流す
それほど大事な相手でなければ、全部軽く流してしまいましょう。きっと相手は自分の話を聞いて突っ込んでもらいたがっています。流さずに聞いて、相手をしてしまうとさらなる不幸自慢が始まったり、今後も不幸自慢のカモにされるでしょう。
指摘する
相手が大事な人であれば、指摘し、注意してあげる必要があります。
「そんな不幸なのは君だけではない」
「あまりそんな話はしない方がいい」
というように諭してあげるべきです。
相手が大切な人でなければ、ただ嫌な人だと思われてしまうだけです。
本当に大切な相手なら、相手のことを思っての言葉とわかってくれるはずです。
無視する
あまりよくない方法ですが、これ以上親密になる可能性がない場合は無視してしまった方がいいでしょう。
ただ、関係が終わってしまう可能性もありますので、よく見極めて対応しましょう。
まとめ
いかがでしたか。
あなたの周りにいる不幸自慢をする人にもできるだけその考え方、癖を直してもらうように心がけ、相手にあった対処をするようにしましょう。